フィリピンのゲーミング規制機関、PAGCORが、全ゲーミング営業の停止を全国に拡大し、新興のカジノ中心地であるクラークやPOGO業界までもが少なくとも4月12日まで休業することになった。
ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は月曜遅くに、新型コロナウイルスのさらなる拡大を防ぐために、コミュニティ隔離をルソン本島全土でも実施することを発表した。コミュニティ隔離は数日前からマニラ首都圏のみで実施されていた。PAGCORはそれに続く形で、マニラでの全ゲーミング活動の停止を命令していた。
火曜、Inside Asian Gamingは、ドゥテルテ大統領の直近の命令に関してPAGCORに取材を行い、その回答として同規制機関は、「昨日、全国でのゲーミング活動の一時停止を命令した。それに従い、首都圏外の活動でさえも停止となる。
これはPAGCOR所有、運営、認可事業体、カジノ、ビンゴ、スポーツくじ、ポーカー、スロットマシンそしてeゲームが対象になる」と述べた。
国営のフィリピン通信社はまた、POGO企業が今回の営業停止措置の対象に含まれており、今後通知があるまで休業を続けることになるとも伝えた。