IR(カジノを含む統合型リゾート施設)誘致で、長崎県佐世保市のハウステンボスにIRを設置・運営する事業者を選定するためのプレゼンテーションが4日、長崎市内であり、1次審査を通過した3者が、県の審査委員会にそれぞれの計画を説明した。長崎新聞が伝えた。
長崎県では現在、IR事業者公募の2次審査を実施中。今回のプレゼンテーションを経て、県は今月にも公募に応募している▽オシドリ・コンソーシアム ▽カジノオーストリア ▽ニキ・チャウフー(パークビュー)グループ(五十音順)の3者の中から1者を決定する予定。県の担当者は先月IAGに「公募は予定どおり進んでいる」と述べていた。
県は事業者を選定した後、今年10月から来年4月までの間に区域整備計画を国に提出する。現在表だってIR誘致活動を進めているのは、横浜市、大阪府・市、和歌山県、そして長崎県の4カ所。
国は申請を受けた自治体の中から最大3カ所をIR区域認定する。