ゲンティン・マレーシアは、マレーシアで所有する統合型リゾートのリゾートワールド・ゲンティン(以下RWG)で、カジノの営業停止とその他施設の営業時間短縮を発表した。
今回の措置は、同国政府が発令した3度目となる活動制限令を受けてのもの。同令には、公共部門で80%、民間部門で40%の労働者を在宅勤務にすること、公共交通機関の定員を50%にすること、様々な事業で営業時間を午前8時から午後8時までに制限することなどが盛り込まれている。
同国は日曜日に、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高となる6,976人を記録した。
RWGはこれを受け、月曜日に最新情報を発表。カジノを「追って通知があるまで本日から一時的に営業停止」とし、リゾートの営業時間を6月7日まで午前8時から午後8時までに制限するとした。
「今回の措置は、当社全てのホテル、飲食店、ショッピングモール、小売店などに適用される」とコメント。「この期間中は、一部のサービスを利用できない場合がある」。
同社は、新型コロナウイルスの感染第1波を受け、ムヒディン・ヤシン首相が活動制限令を発令したことから、2020年の3月18日から6月19日までの3ヶ月間、営業を停止していた。
また、2021年にも2度目となる同令を受け、1月22日から2月17日までの4週間、営業を停止していた。