韓国の外国人専用カジノ事業者、パラダイスが継続して逆風にさらされており、2021年2月のカジノ売り上げは1月比36.5%減となる173億8,000万ウォン(約16.5億円)に落ち込んだ。
韓国のカジノは新型コロナウイルス感染症の拡大によって海外からのカジノ売上が入らず苦戦しており、12月から1月の減少に続いて今回も前月比での減少となった。
2月の数字は2020年2月の641億ウォン(約61億円)のカジノ売上と比べると72.9%の減少を示しており、2021年最初の2カ月の合計売上は前年同期間比67.0%減の447億5,000万ウォン(約42億円)となった。
1月と2月のテーブル・ドロップ(掛け金)も前年比74.6%減の2,422億9,000万ウォン(約230億円)に落ち込んだものの、2月の掛け金は1月比で6.2%のみの1,190億6,000万ウォン(約113億円)にとどまった。
パラダイスは韓国全土で、パラダイス・ウォーカーヒル、釜山カジノ、済州グランド、そして仁川にある統合型リゾート、パラダイス シティの4つのカジノを運営している。
同社は最近、2020年期に1,098億5,000万ウォン(約104億円)の損失が出たことを報告した。