マレーシア政府が、クアラルンプール、プトラジャヤ、セランゴールへの条件付き活動制限令(Conditional Movement Control Order )を11月9日まで延長したことを受けて、リゾーツ ワールド ゲンティン(RWG)は全額返金、または特定のゲストに対して到着日の延期のどちらかに応じると話す。
条件付き活動制限令は元々、新規感染者数の増加によって、10月14日から27日までの2週間実施されていたものの、その後感染者数は増加を続け、月曜には過去最高の1,240人にのぼった。
そのうちの927人がボルネオ島のサバ州で見つかり、セランゴール州でも127人、ペナンで61人、クアラルンプールで17人、そして他の場所でも数人の感染が判明しており、現在の条件付き活動制限令の延長の原因となった。
それに対して、ゲンティンが持つマレーシアのリゾートの事業者たちは「通常通り営業」を続けると述べたものの、すでに予約をしている感染拡大地域からのゲストに対してはキャンセルまたは日程の延期を促している。
RWGは、「継続して状況を見守り続け、新しい情報があれば必要に応じて発表していく。RWGはリゾート全体で徹底清掃・徹底消毒を継続して行なっており、政府が出す厳しいSOP(標準業務手順)に従っている。これには、物理的な距離の確保、マスク着用、適切な個人の衛生慣行を身に付けることなどが含まれる。我々はそのような行動を継続し、ゲストと従業員の健康と安全を保証していく」と述べた。