ニュージーランド政府が国内の警戒レベルを最も緩い「レベル1」まで引き下げ、事実上入国制限を除く全ての新型コロナウイルスによる制限を解除したことを受けて、スカイシティ・エンターテインメント・グループは今日から制限のない全面営業を再開する。
ニュージーランドでは、新型コロナウイルスの新規感染者ゼロの状態が2週間以上続き、新型ウイルス感染者が国内にいなくなったことで、ジャシンダ・アーダーン首相は制限解除の発表に踏み切った。
その結果、スカイシティのニュージーランドのカジノは、世界で初めて全面営業を再開することになり、同社は火曜早朝、ゲーミングフロアまたはその他の場所で社会的距離を確保することはもう義務付けられていないと発表した。
同社は、「電子ゲーミング機とゲーミングテーブルは、物理的な距離の制限なく通常通り営業を行う。特に、警戒レベル2で実施されたゲーミング『ゾーン』が取り除かれ、一般の人がスカイシティカジノの戻ってくることができる」と述べた。イベントやプロモーションも再開する。
全面再開にもかかわらず、スカイシティは先週の報告書の中で、当分の間、営業は国内に集中することになると予想していると述べ、同社は現在年間約5,000万NZドル(約35.4億円)の費用が削減できると予想されている人員削減計画に着手している。