ゲーミング・パートナーズ・インターナショナル(GPI)が、26億米ドル(約2,821億円)をかけたウィン・リゾーツのアンコール・ボストンハーバーにテーブルゲーム設備を提供する主要サプライヤーに指名された。
同社は昨夜、ウィンから2019年7月開業予定のボストンの新統合型リゾートのための「大量注文」を受け取ったことを明かし、その中には200台の「フル装備」のカスタム設計ゲーミングテーブル、RFIDゲーミングチップおよび高価なゲーミングプラーク、カジノ両替所での通貨検証・認証用CISシステム、カスタムのポーカー装置、サイコロ、その他ゲーミングの整合性を確保するための様々なサポート設備などが含まれる。
この注文が入ったのは、MGMリゾーツがウィンに対してこのマサチューセッツの施設の購入の提案を行っていた取引がとん挫してからたった数週間後のこととなる。ウィン・リゾーツは、マサチューセッツ州ゲーミング委員会から、前会長兼CEOのスティーブ・ウィン氏のセクハラ疑惑に関する報告を怠ったとして、3,500万米ドルの罰金を科されたが、州のゲーミングライセンスの保持は許可された。
GPIは、5月1日に日本のプレイングカードメーカー、エンジェル・ホールディングス合同会社によって1.1億円で買収された。