スリランカのカジノへの訪問客に課される予定の50米ドルの入場料は、現地住民のみに適用される予定であることを同国政府が明かした。
マンガラ・サマラウィーラ財務相は金曜、入場料は主に現地住民のギャンブルを抑止するためのものであり、外国人訪問客には適用されないと説明した。
年間ライセンス料を2億スリランカルピー(約1.27億円)から2倍の4億スリランカルピー(約2.55億円)に引き上げ、カジノ収益に15%の売上税を課すなど、政府資金を増やす目的でスリランカのカジノを対象に様々な政策が導入されることが先月発表されたことを受けて、財務相は今回の説明を行った。どちらも4月1日から施行されている。
サマラウィーラ財務相は金曜、スリランカのマネーロンダリング防止法でギャンブルへの規制が求められていることを考えると、その枠組みはまもなく取り入れられることになるだろうと付け加えた。
クリケットへの賭けも法律によって禁止される予定で、これは皮肉にもスリランカのクリケット元キャプテンで、現交通航空相のアルジュナ・ラナトゥンガ氏の求めによって行われる。
クリケットくじは、競馬と共にこれまで法律のグレーゾーンで営業されてきたが、まもなく地下営業の領域まで禁止されることでインドの先例に続くことになる。