オーストラリアのスロットマシン開発会社、エインズワース・ゲーム・テクノロジーが、ノボマティックの前幹部、ローレンス・レビー氏を新たなCEOに任命し、現CEOのダニー・グラッドストーン氏の後を引き継ぐことを発表した。
最近までノボマティックAGオーストリアのグローバルセールス部門バイスプレジデントを務めていたレビー氏は、7月1日付でエインズワースのトップに就任する。
オーストラリア証券取引所への報告書の中でエインズワースは、同氏の基本給は年間70万豪ドル(約5,549万円)からスタートし、業績によって「変動する」ボーナスが最大で30万豪ドル支払われる予定であることを明かした。
エインズワースのグレアム・キャンベル会長は、「ローレンスはゲーミング業界で高い評価を得ている経験豊富な企業幹部であり、当社がグローバル市場に革新的なゲーミング技術を提供するトップ企業となるための戦略達成をさらにサポートしてくれると確信している」とコメントした。
レビー氏が新CEOに任命される15か月前にノボマティックはエインズワースの株式の52%を取得しており、半年前にはグラッドストーン氏がCEOを辞任する予定であることを発表していた。