アジアのゲーミング投資会社サンシティー・グループホールディングスが、韓国のIR事業者パラダイス株式会社との間で法的拘束力のない基本合意書を交わした。合意書では、パラダイスカジノ釜山での将来的な提携契約の可能性について取り決めている。
サンシティは提携契約の本質について詳しい説明を行わなかったが、香港証券取引所への報告書の中で、同社は「観光関連事業の拡大に焦点を当ててきており、取締役会はもし将来的に提携が実現すれば、両社にとって相乗効果を生み出し、独自の強み、資源そして専門知識を発展させることができるようになる。そして同時に相互補完をもたらしてウィンーウィンの戦略的な関係性を築き上げることができる」と述べた。
今週発表されたパラダイスの決算報告によると、パラダイスカジノ釜山では18年第4四半期の収益が2%増の210億ウォンとなり、営業利益は42.7%減少して8億4300万ウォンとなった。
ベトナムのIR、ホイアナ(Hoiana)の10月の開業に向けて現在準備を進めているサンシティは昨年、ゴールデン サン スカイ エンターテインメントとの間で合意に達し、カンボジアのシアヌークビルで建設中のカジノリゾートにおいて開業準備およびカジノ管理サービスを提供することに決まったことを発表していた。