フィリピンの統合型リゾート、オカダ・マニラを運営するTiger Resort, Leisure & Entertainment, Incは、全ゲーミングセグメントで好調な伸びとなったことに後押しされて、11月のゲーミング粗収益が37.6億比ペソ(約80.5億円)へと29%増加したことを報告した。
親会社の株式会社ユニバーサルエンターテインメントが発表した数字によると、この月、VIP取扱高が668億比ペソ(約1,431億円)へと86.5%の急増となった。しかし勝率が2018年11月の4.06%から今回は2.82%に急降下したことによってVIP売上高は18.9億比ペソ(約40.5億円)にとどまった。
マステーブル取扱高は、16.7億比ペソへと9.4%増加し、売上高は15.9%増の8.84億比ペソ(約18.9億円)となった。ゲーミングマシン取扱高は160.2億比ペソ、売上高は9.93億比ペソ(約21.3億円)だった。
調整後のセグメントEBITDAは33%増の1.74億比ペソとなった。
11月には他に、オカダ・マニラでプラス成長が続いていることと、客室の追加オープンによって月間来場者数は過去最高の542,158人に達した。同社は、20年第1四半期中に残りの客室のオープンを予定をしており、それによって合計客室数は約1,000室となる。
2019年1月から11月までの11カ月間のGGRは351.6億比ペソで、前年比では42.4%の増加となっている。