Inside Asian Gaming
2021 年 9月 IAG JAPAN 29 巻頭特集 • • • • • • えるために従業員エンゲージメント、モラルそして仕事への満 足度を高めることを示した研究結果と一致している。 大まかに言って、マカオのコンセッション保有者のCSRの取り 組みは主要な6つの柱に分類できる。 その内容は以下の通り: 一国制(中国本土と関わり、支援する) 持続可能性、環境およびグリーンイニシアチブ 地元中小企業の支援 責任あるギャンブルの推進 現地従業員の自己啓発 コミュニティエンゲージメント(地域貢献)の取り組み IAGは過去1年にマカオのコンセッション保有者「ビッグ 6」が様々なオンラインプラットフォームに投稿したCSRの 取り組みに関して詳しい調査を行った。その結果、合計で 320のCSRの取り組みが行われていたことが分かったが、 全ての取り組みが投稿されているわけではない可能性が あることを考えると、実際よりも大幅に少ない数字である 可能性が非常に高い。 これら取り組みをカテゴリー別に分類すると、文化、遺 産、芸術、スポーツそして教育といった分野などのコミュ ニティエンゲージメントが89個もあり最も目立つ結果と なった。
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