Inside Asian Gaming

2021 年 6月 IAG JAPAN 67 A typical floor in Manila has more than Php500 million in jackpots running at one time – it is hard to beat that kind of excitement. マニラの典型的なフロアでは、5億 ペソ(11億円)以上のジャックポッ トが同時進行しています。そのよう な興奮に勝るものはありません。 ベン・ブラシュク:まずは、あなたのことを知らない方のために、経 歴、育った場所、そしてその当時の思い出などについて教えていた だけますか? ポール・ホワイト: 私が育ったのはアメリカのアリゾナ州です。典型 的な郊外という感じで、秋はアメフト、春は野球、灼熱の夏はプー ルサイドというのが定番でした。大学では数学を学び、数学者およ びゲームデザイナーとしてゲーミング業界に入りました。キャリア の始まりは製品サイドからで、世界中のカジノに向けたコンセプト の作成、ゲーム構造の設計、数学モデルの構築などを行いました。 その後、オファーを受けてマカオのスタートアップソフトウェア企業 に入社しました。というのも、その当時の非常に刺激的な時期に、 技術の分野にいること、そしてマカオにいることの両方に心が躍っ たからです。 BB:ゲーミング業界に最初に触れたのは?そしてそれがキャリア の焦点になった経緯は? PW: 仕事に就いて最初の週にあったのがラスベガスのG2Eでし た。非常に素晴らしい実地体験をしました。その後すぐ、業界につ いて学ぶようになり、私が焦点を当てたのはプレーヤーエンターテ インメント、創造力、国際的な側面、そしてこのような刺激的な業 界を作るさまざまなスキルでした。その後、オーストラリアやヨーロ ッパのゲーム開発チームと現地で仕事をする機会を得ました。こ の期間中に、驚くほど有能で知識豊富な専門家たちから、ゲーム、 ハードウェア、数学について素晴らしい内容を学びました。振り返 ってみると、製品開発側でのこの学びの期間こそが、私の業界への コミットメントが具体化し、キャリアの焦点となった場所です。 BB:特にサプライヤーの立場から、業界の一員であることについ て最も楽しい点は? PW: 私たちはプレイヤーに素晴らしい体験を提供するビジネスを 行っており、サプライヤー側にいる全員が、革新的で新しいものを お客様に提供するため、一生懸命取り組んでいます。同時に、お客 業界プロフィール

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