Inside Asian Gaming

2021 年 5月 IAG JAPAN 25 Galaxy Macau Phase 3 is due to open in the second half of 2021. ギャラクシー・マカオ第3フェーズは2021年下半期にオープン予定 新たな客室の供給は、近々オープンするSJMのグランド・リスボ ア・パレスが主導する形で、第2四半期後半または第3四半期始め のオープン予定となっている。390億香港ドル(5,400億円)をかけ たこの開発は、SJMにとって初めて、そして長い間延期されていた マカオのゲーミング中心地であるコタイへの進出を表しており、リ スボア・パレス・ホテル、パパラッツォ・ヴェルサーチ・マカオ、そして カール・ラガーフェルド・ホテルという3つのホテルブランドで1,892 室が稼働することになる。 さらに、ギャラクシー・マカオ第3フェーズ開発の一環とし て、1,500室がオープンする。その目玉となるのが全スイートの高 級ホテルタワー、ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオで、シン ガポールの有名ブランド「ラッフルズ」がマカオに初進出する。この 1,500室は、第3フェーズと第4フェーズで計画されている合計3,000 室の半分に相当するもので、ギャラクシーが当初建設を予定して いた合計4,000室からは減少している。 2月に行われたギャラクシー・エンターテインメント・グループの 20年第4四半期決算発表の後、フランシス・ルイ副会長は、マカオ のゲーミングの未来であると広く考えられている収益性の高いプ レミアムマスセグメントに、より良いサービスを提供するため、次フ ェーズの設計を変更したとメディアに説明した。 ルイ副会長は「私たちが求める訪マカオ旅客というのは、ハイエ ンドのマス客であることが分かってきた。 なので、3,000室の客室の大半に期待することというのは、マカ オにレジャー目的で来る家族連れを満足させ、当社が提供する客 室の品質が彼らの求めるものであるということだ」と述べている。 重要なのは、2022年に合計客室供給数が13%増加する一方 で、モルガンスタンレーが、より多くの事業者がプレミアムマスセグ メントに注目するために、「超高級客室」数が2019年と比較して59 %も増加すると述べている点だ。 モルガンスタンレーのレポートにはこのように書かれている。 巻頭特集

RkJQdWJsaXNoZXIy OTIyNjk=