Inside Asian Gaming

2021 年 3月 IAG JAPAN 85 シンガポールでは、親族が第三者を排除す ることができ、家族を対象とすることが、他 のアジアの管轄に影響を与える可能性が あることを裏付ける証拠がある。 ギ ャンブル被害の最小化と持続可能なプレイヤ ーベースの創出という2つの目標のためなら、 ゲーミングやギャンブルを提供するほとんどの 管轄区域は団結する。そして、目標は同じでも、 達成するための戦略、手段、対策は、市場によっ てそれぞれ異なる。 このような違いがあるからこそ、自信を持って前に進めるのだ。 世界各地の事業者や規制当局は、互いに学び合えるだけでなく、 各地のプレイヤーや管轄区域のニーズに合わせてプログラミング を変更できる。業界がこれまで以上に新たなアプローチや製品を 探し求めて、プレイヤーとつながり、感染拡大の影響から回復を図 る中、学び合える機会は増えている。 責任あるゲーミング委員会（以下RGC）は、問題のあるギャンブ ルの防止と被害の軽減に専念してきた組織。RGCは1983年に慎ま しく始動して以来、証拠を先に伝えておく責任あるゲーミングの進 展に情熱を注いできた。そして、利害関係者がプレイヤーの楽しめ る体験の創出やリスク軽減で各々の役割を果たせるよう、業界の 特集 In Singapore, third-party exclusions by loved ones are available and there is evidence to support that targeting of family members may be impactful across other Asian jurisdictions.