Inside Asian Gaming
2021 年 3月 IAG JAPAN 45 オンラインゲーミングが成長する機会は、相当なものであることに 疑いの余地はない。ほんの一例だが、私の計算が正しければ、オン ラインゲーミングの収益がマカオの2019年のゲーミング粗収益の 9%に達すれば、その額はマカオの公務員全員の給与をまかなう に足りるだろう(マカオ2020年予算に基づく)。 フィリピンの場合 この議論は、地元民のプレイの可能性について一言触れずには 語れない。そうしてはいけない理由が見つからないのだ。 地元民は、一部の例外を除き、マカオの現実世界のカジノで24 時間年中無休でプレイすることができる。そして、例外なく、オフシ ョアのサイトでもプレイできる。実際、マカオは、管轄外で提供およ び運営されているゲーミングサイトや賭博サイトへのアクセスを禁 止したり、制限したりしていない(考慮すべき点あり)。 しかも、現地のインターネットサービスプロバイダーにブロック コラムニスト Macau should develop operations technically such that they do not target and cannot be used by Mainland China players and so as to prevent any circumvention of this rule. マカオは、中国本土のプレイヤーを対象と しない事業を技術的に開発すべきで、これ がこのルールをすり抜けられないように保 証するのである。
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