Inside Asian Gaming

2021 年 3月 IAG JAPAN 41 私 はInside Asian Gamingの2020年3月号で は、マカオでオンラインゲーミングの許可を 検討するよう、当局に訴えた。以来、同様の訴 えの声が数多く挙がっている。その理由は明 らかだ。マカオの2020年のゲーミング粗収益 は、前年比79.3%減、観光客数は3,300万人減の590万人、そして 失業率は過去最高の2.9%(初めての求職者に至っては約6.27%) となっているからである。現実世界のゲーミングに依存しすぎてい る経済として、他にどのような結果が期待できるだろうか? 他にも、オンラインゲーミングを推進したいとの衝動に駆られる 明白な理由は二つ。一つは、マカオのゲーミングコンセッションの 期限切れが近づいていることと、マカオのゲーミング体制の全体 的な見直しが予想されていること。もう一つは、オンラインゲーミ ングが2001年よりマカオ賭博法で予見されていることである。 オンラインゲーミングの実施の可能性については、ぜひとも議 論を深めるべきであり、今こそがその時なのだと言いたい。現実世 界のゲーミング市場が新規プレイヤーに開かれてから、約20年が 経過した。現職のスポーツくじのコンセッション保有者は15年以上 にわたり、プレイヤーのベットをオンラインで受け入れられるよう になった。そして、ここ10年に至っては、世界中のオンラインゲーミ ング事業の成長を目の当たりにしており、アジア諸国も真剣に検 討している。 政府は、ゲーミングの法的枠組みの改正を公聴会にかける意 向を明らかにした。学者、法律裁定者、業界関係者は現在、マカ オの経済的原動力の再考に焦点を当てている。そのため、この件 を実現させるのは彼ら次第なのだ。興味深いことに、行政長官も DICJも、この可能性への道を閉ざしていない。2020年6月のマカオ ビジネスのレポートにあるように、「マカオのカジノがオンラインゲ ーミングを行えるようにする可能性について、行政長官の賀一誠 氏に尋ねたところ、その答えは『研究中』だった」。 つまり、今こそその時なのだ! 触れにくい相手 進むべき道を提案する前に、触れにくいもの、つまりは中国本土 コラムニスト

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