Inside Asian Gaming

2021 年 2月 IAG JAPAN 71 Exchange in 2006. He brought the property on shore, constructed the US$400 million Naga2, and is accelerating “full steam ahead” on the US$3.5 billion Naga3 development. As if all that wasn’t enough, Naga enjoys status as probably the least pandemic-affected gaming company in the world and is developing a property in Vladivostok in Russia’s Primorye gaming zone. NagaCorp has expressed interest in Japan, particularly Nagasaki, as recently as mid 2020. We haven’t heard much from them since then, but don’t be surprised if NagaCorp enters the conversation at some stage. Another dark horse in the Nagasaki process is Casinos Austria . CEO Christoph Zurucker-Burda announced in late October they had submitted their response to Nagasaki’s request-for-concept, and they are confirmed as a bidder in the RFP process. Casinos Austria does have a history of operating on the other side of the world – it owned and operated Casino Canberra in Australia from 1994 to 2014. MIXED MARRIAGES Some of the bidding companies have already formed into consortia, thus strengthening their bids through combined resources and capabilities. The following three consortia are all pursuing an IR license in Nagasaki. Current , Get Nice , Guangdong Group , Success Universe and ITC Properties have formed a consortium which may even contain more members. Current Corp is part of SRC Group, a Japanese investor with real estate interests. Hong Kong-listed Get Nice is the former operator of the Waldo casino and Grand Waldo casino in Macau, the first ever gaming property 世界で最もウイルス感染拡大の影響を受けていないゲーミング会 社としての身分を享受し、ロシアのウラジオストク郊外のプリモリ エ・エンタテイメントゾーンで施設を建設中だ。最近では2020年半 ばにも日本、特に長崎に関心を示している。その後の進展は特に聞 いていないが、いずれナガコープから話があっても驚きではない。 長崎の誘致の件でもう一つの有力候補が、 カジノオーストリア だ。CEOのクリストフ・ツールッカー=ブルダ氏は10月下旬、長崎IR の事業コンセプトに応募したと発表し、RFPの入札者として確定し た。カジノオーストリアは、1994年から2014年までオーストラリア のカジノ・キャンベラを所有および運営しており、南半球での事業 経歴を持つ。 国際色豊かなコンソーシアム 入札企業の中には、すでにコンソーシアムを結成したところも あり、それゆえに資金や可能性を結集して入札を強化している。以 下の3つのコンソーシアムは、いずれも長崎IRのライセンス取得を 目指す。 カレント 、 ゲット・ナイス 、 広東グループ 、 サクセス・ユニバース 、 そして ITCプロパティー・グループ はコンソーシアムを形成し、さら に多くの企業を含んでいる可能性がある。カレントは、日本の不動 産投資を主とするSRCグループの一部。香港に上場しているゲッ ト・ナイスは、マカオのコタイ初となるゲーミング施設、ワルドカジ ノとグランド・ワルドカジノを運営していた会社だ。グランドワルド は最終的に、ギャラクシーに売却されたのちブロードウェイに改築 され、ギャラクシー・マカオ・ブロードウェイの一部となった。広東グ ループは、マカオを拠点としたVIPゲーミングのプロモーターで、香 港に不動産を所有している。ITCプロパティー・グループは、マカオ のワンオアシスの住宅開発など、不動産投資を行っている香港上 場企業。サクセス・ユニバースは、マカオの内港地域でポンテ16や ソフィテルホテルのカジノを運営している。 オシドリ とモ ヒガン・ゲーミング & エンターテインメント(MGE) は、1月の最終週に提携を発表。MGEは、アメリカ国内最大規模の 部族カジノの一つ、コネチカット州のモヒガンサンが最も有名であ る。韓国の仁川に開業を予定している、第一フェーズを現在開発中 の10億米ドルのリゾート、インスパイア・コリアは、これまで何度か 延期されているが、CEOのマリオ・コントメルコス氏は韓国での展 開を繰り返し断言しており、同施設への投資総額は複数の段階を 経て50億米ドルになると言われている。モヒガンは昨年、インスパ イア・アテネと名付けられた、旧アテネ国際空港のカジノの入札も 勝ち取っている。 オシドリはこれまで、アジアのIR業界では無名だったが、2020年 6月に子会社であるオシドリ・インターナショナル・ディベロップメン 日本

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