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2021 年 1月 IAG JAPAN 49 However, what really fascinated me and surprised me the most was seeing numerous bright fluorescent orange stickers stuck on numerous files and documents in their wire transfer room. I asked our host what they meant, and he brought one file over and showed us. The orange sticky note said, “BIG MONEY.” He further explained that they, like many other large corporations, had to depend upon human interaction to help avoid making mistakes or missing important pieces of information. I thought to myself, “Imagine a billion dollars or more passing through your office. How much of that could be tainted or associated with money laundering or other problems?” Our host agreed with me and explained that they had tried numerous ideas to guide employees to focus on potential areas of concern. In the end, the solution they settled upon turned out to be the least expensive and simplest to implement. He further explained that everyone understood the term “BIG MONEY” and that the bright orange color was a visual reminder for staff to take a second or third look at that particular transaction to verify conformity to the bank’s policies. He told us that this one simple idea worked like a charm and their percentage of errors had dropped dramatically. I was impressed and thought about how we could implement something similar in our casino cage and International Branch Offices. So I developed our own “BIG MONEY” sticker which helped us tremendously. It did not cost a lot of money, was easy to implement and, more importantly, was easy to understand. で、2020年第2四半期時点で1.9兆米ドルの資産を運用し、37.2兆 米ドルもの資産を預かっている。BNYメロンはデラウェアで登記さ れている。 「その前身であるバンク・オブ・ニューヨークを通じて、米国で 最も長い歴史を持つ銀行の1つであり、世界最古の銀行の１つで もある。アメリカ合衆国建国の父であるアレクサンダー・ハミルト ンやアーロン・バーなどから成るグループによって1784年6月に設 立された。 メロンは、ピッツバーグのメロン一族が1869年に創立 した。その中には財務長官を務めたアンドリュー・ウィリアム・メロ ンなどがいた。 私はメロン銀行への出張の間に見たこと、そして学んだことか ら非常に大きな感銘を受けた。 平均的な日で、送金室は世界中からの、または目的地への10億 米ドル以上の送金を処理していると知らされた。それと比べると 当社のカジノ両替所は極めて小さく思えた。 メロンも48,000人以上の従業員を抱えていた。それは方針、手 続き、そしてあらゆる怪しい取引に関して何を見るべきかを全従業 員に教える研修を誰かが担当しなければならないことを意味して いた。 しかしながら、最も魅了され驚いたことというのが、多数の蛍光 オレンジ色のステッカーが、送金室にある数多くのファイルや書類 に貼られていたことだった。案内人にその意味を尋ねると、ファイ ル1つを持ってきて見せてくれた。オレンジのステッカーには「ビッ グマネー（大金)」と書かれていた。彼は、他の多くの大企業同様、ミ スを避けるため、または重要な情報を見逃すのを避けるために、 人の手に頼らなければならないと説明してくれた。 私は思った。「10億ドル以上が自分のオフィスを通っていくと想 像してみろ。 そのうちのどれくらいが資金洗浄やその他の問題で 汚れているまたは関連している可能性があるか？」案内人は私に 同意し、懸念があるかもしれない領域に従業員が注目できるよう 導くために数多くのアイデアを試してきたと説明してくれた。彼ら が最終的に行き着いた解決策というのが、実施に最も費用がかか らず単純なものだった。 さらに、全員が「ビッグマネー」という言葉を理解していること、 コラムニスト