Inside Asian Gaming

2020 年 10月 IAG JAPAN 39 フォーカス In 2009, the Gaming Promoters Commissions Regulation 27/2009 established a 1.25% cap on commissions that could be paid to gaming promoters on rolling chip sales. That 1.25% cap on commission rates is now standard in VIP rooms across Macau. While junkets continue to offer a valuable service to operators given their ability to source high yield players, their existence within an IR’s walls have come with increasingly strict requirements over and above those required by Macau’s gaming laws. There are, under a standard gaming promotion agreement between junket and operator, up to three means by which the junket may be able to generate revenue. The first is commission, offered in most cases by the operator at a steeped rate and capped at 1.25% of rolling chip volume. Rolling chip volume applies only to those chips put into physical play at the tables as opposed to all chips purchased by the player from his junket or agent, and only on losing bets. It’s important to note that, against the theoretical win rate of 2.85% on baccarat in Macau, commission of 1.25% on rolling is equal to 43.9% of the revenue generated within that room – representing a sizeable chunk of GGR. Generally, the junket will only pocket its 1.25% commission if they have brought the player in themselves. If introduced by an agent, most if not all of the commission will be passed directly to that agent, who may in turn give some money back to their player by way of rebates. Any agreements between the player and the agent are outside the scope of the junket itself. Notably, while Macau has capped commissions at 1.25%, many neighboring jurisdictions such as Cambodia and the Philippines offer regulatory regimes that allow for higher commissions to be paid to junkets 専門家が言うに、これらは正当化および資本市場へのアクセス 手段の両方の意味合いがあり、また少なくともサンシティの場合に は、マカオの7番目のコンセッション保有者になるための再入札プ ロセスに参加するという究極の長編ゲームのゴールの一つをほぼ 確実に助けてくれる。 なぜアジア最大のジャンケットはカジノ運営に参入したいの か？結局のところは数字だ。 VIPルームの仕組み Inside Asian Gaming 2020年9月号に掲載されたこの記事の第 1部で詳しく説明したように、ジャンケットは2000年代初頭に徐々 に路上から姿を消し、今のマカオの統合型リゾートに見られる煌 びやかなVIPルームへと活動の場を移した。この動きは、VIPゲーミ ングプロモーターの業務に関する具体的な要件を規定したマカオ のゲーミング法第16/2001号、そして行政法規第 6/2002号と共に 始まった。 その動きが完了したのは、2004年のゲーミング信用法の施行の 後で、これはコンセッション保有者およびジャンケットがプレイヤ ーに融資を行い、合法的に債務を強制執行することを初めて認め たものとなる。これによって法が強化され、二者間の長期的な関係 に合法性が与えられた。 2009年、ゲーミングプロモーターズ委員会法規第27/2009号に よって、ローリングチップ売上に対して、ゲーミングプロモーターに 支払うことのできるコミッションの上限として1.25%という基準が 定められた。その1.25%というコミッション率への上限は、現在マ カオ全土のVIPルームでスタンダードとなっている。 ジャンケットの高利回りプレイヤー調達能力を考えると、彼らは 事業者に価値あるサービスを提供し続けてはいるものの、IR内で 彼らが存在していくには、マカオのゲーミング関連法で求められる ものを超えて益々厳しさを増している要件が伴ってきている。 ジャンケットと事業者間の標準的なゲーミングプロモーション 契約の下では、ジャンケットが収益を生み出せる手段というものは 最大で3つある。1つ目が手数料。多くの場合事業者側から提案さ れるもので、1.25%を上限にローリングチップ取扱高に応じて率が 増減する。 ローリングチップ取扱高は、プレイヤーがジャンケットまたはエ ージェントから購入した全チップではなく、テーブルで実際にプレ イに投入され、負けた賭けにのみ適用される。 マカオでのバカラへの理論上のウィンレートが2.85%であるの に対して、ローリングチップへの1.25%という手数料は、その部屋 の中で生み出された収益の43.9%に相当し、GGRの相当な割合を 意味することを指摘しておかなければならない。