Inside Asian Gaming
2020 年 10月 IAG JAPAN 29 “Recovery inMacau has to rely onmass. VIP is such low-quality revenue, a low- margin, high-volatility, commoditized business that’s highly competitive.” – David Bonnet 「マカオでの回復はマスを当てにすべきだ。VIP はとても収益の質が悪く、低マージン、高ボラテ ィリティ、非常に競争の激しい画一化されたビ ジネスだ」 - デイビッド・ボネット氏 CORの「トライアルラン」緩和によって、ソレアは小売や大半のレス トラン、そして「招待客」向けにカジノを再開することができたとい う。 トゥアソン・オケーニャ氏は、「PAGCORおよび政府から許可さ れ次第、より能力を拡大して再開する準備ができている」と説明す る。 シティーオブドリームスマニラのCOO、ケビン・ベニン氏は、「ロ ックダウン中、我々は最高レベルのサービスおよびサポートを届け る多数のタッチポイントを備えたクライアントのための新デジタル インターフェースを構築することに集中している」と述べており、そ れにはアプリや現地に設置されたビジター・インフォメーション・キ オスクなどが含まれている。 オカダ・マニラのプレミアムマーケティング部シニアバイスプレ ジデント、シャーリー・タム氏は「当社従業員及びゲストの安全とセ キュリティへの配慮から、飲食店および小売店の限定的な営業を 決めた」と言う。リゾートワールド・マニラからの回答はなかった。 この地域で最も早い回復を見せるのがプノンペンにあるナガ ワールドだ。こちらもパンデミック中ずっと宿泊客を受け入れてき た。定員制限と社会的隔離措置の中、ナガワールドは7月にゲーミ ングフロアを再開してから、モルガンスタンレーはVIPローリングが 第1四半期の98%、マステーブル取扱高は90%そしてスロット取扱 高は93%になると予想する。 「我々は、ナガの2019年GGRエクスポージャーの40%から45% が、渡航禁止/隔離措置の影響を受けない国内のギャンブラーだ と予想している」と同社アナリストたちは書いており、カンボジアの 首都に暮らす10万人強の中国人とその他の駐在員に言及してい る。 経験豊富なゲーミング幹部であるクレバナウ氏は、「カジノが非 ゲーミングサービスを制限した状態で、米国でオープンした際、彼 らは営業利益率の飛躍的な改善を経験した」と指摘する。「採算性 の悪い飲食店、おもにビュッフェは休業し、話題のエンターテイメ ントは休止された。スロットとテーブルゲーム収益だけで、利益率 は改善した。社会的距離確保ガイドラインに違反する非ゲーミン グ施設は、パンデミックが収束するまで休業を続ける。」 そして、もし経理担当者次第だとすれば、おそらくそれ以上に長 くなるだろう」 。 巻頭特集
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