Inside Asian Gaming

2020 年 8月 IAG JAPAN 31 increasing the 544,801 square meters (5.86 million square feet) of building area approved by shareholders. NagaCorp anticipates replacing guest rooms with more “revenue generating space,” including the Sky Street recreation and high-end gaming areas, though casino space will comprise no more than 7% of the IR’s built area. Hong Kong Stock Exchange filings indicate Naga3 “will host a diverse mix of activities for families and guests – including hospitality, dining, conferencing and theme park areas,” but the company remains tight- lipped about specifics. “I believe that the proposed uses in Naga 3 will fill the building with energy and income-producing spaces for all demographics,” Steelman, whose firm has been assigned interior architecture and design, says. “Dr Chen has so many great ideas; he is an innovator in the integrated resort industry and Naga 3 will be his crown jewel,” Steelman adds. “In discussing Naga 3 with Dr Chen’s operational team, the built-up excitement reminds me of our first meetings in 1986 with Steve [Wynn] and the Mirage. Steve and Dr Chen dreamed and planned in their mind what a perfect resort could be for many years.” Naga3 presents significant development challenges. At 544,801 square meters, the new IR will have nearly as much gross floor area as Marina Bay Sands at 581,400 square meters, shoehorned into a 1.2 hectare site, compared with the 15.5 hectare plot for MBS. “Naga 3 is a very large building uniquely designed to fit into the urban fabric of Phnom Penh,” Steelman, architect for Naga2, says. “It is designed on a relatively small parcel of property when compared to an integrated resort in Las Vegas or Macau. But its property に株主(チェン博士を除く)がほぼ全会一致で承認した。プロジェク ト完成時点で、ナガコープのCEOであるチェン博士は、増加した株 式ベースの73%を所有することになる。ナガは先月、3億5,000万米 ドルのシニア債発行を完了させ、世界の債券市場を活用する能力 を明確に示したものの、残りの開発費用は、内部留保から出され る見込み。 ナガワールドの最初の2つのブロックとは異なり、ナガ3には世 界的なホテルブランドが進出する。契約締結を待つ現在の計画で は、世界的に広く知られる高級ブランドに声がかかっており、その 全てがプノンペン初進出となる。ナガコープ幹部は、世界的ブラン ドの計画を認め、ある幹部によると「主には、特に中国からの関心 を高めるためだ」という。 収益創出領域 ナガコープが「洗練された」ナガ3設計と呼ぶものは、当初の計 画から客室数を1,200室カットし、株主に承認された544,801㎡の 建築面積は維持、もしくはわずかに増加すらしている。ナガコープ は、客室を、スカイストリートのレクリエーションやハイエンドのゲ ーミングエリアといった、より「多くの収益を生み出すスペース」に 置き換えることを見込んでいる。ただしカジノスペースがIRの建築 面積の7%を超えることはない。 香港証券取引所への報告書は、ナガ3が「ホスピタリティ、ダイニ ング、会議およびテーマパークエリアといった家族連れやゲストの ための多様なアクティビティを提供する」ことを示唆しているが、同 社は具体案については固く口を閉ざしたままでいる。 内装建築と設計を請け負う建築事務所代表であるスティールマ ン氏は、「提案されているナガ3の利用方法というのは、建物を活 力で溢れ、全客層にアピールする利益創出スペースで埋めること だと思う」と述べ、 「チェン博士は非常に多くの素晴らしいアイデアを持っている。 彼は統合型リゾート業界に革新をもたらす人であり、ナガ3は彼の 最も魅力ある資産になるだろう。チェン博士の作業チームとナガ3 について協議していると、その高まる興奮が1986年にスティーブ(・ ウィン)、そしてザ・ミラージュとの間で最初に持ったミーティングを 思い起こさせる。スティーブとチェン博士は頭の中で長年完璧なリ ゾートとはどうあるべきかを夢見て、計画していた」と付け加えた。 ナガ3は重大な開発の課題を提起している。床面積544,801㎡の 新しいIRは、581,400㎡のマリーナベイ・サンズ(MBS)とほぼ同じ総 床面積を持つ。しかしながら、MBSの11.5ヘクタールという土地の 広さに対してこちらは1.2ヘクタールの土地に押し込まれている。 ナガ2の建築・設計も行なったスティールマン氏は「ナガ3はプノ ンペンの都会的構造に合わせて独自に設計された非常に巨大な 建物だ。ラスベガスやマカオの統合型リゾートと比べて、比較的小 さな土地区画に建てられるよう設計されている。しかし、カンボジ アの大都市かつ商業の中心地に建つものとしては非常に大きい」 と話す。 巻頭特集