Inside Asian Gaming

2020 年 6月 IAG JAPAN 51 A POGO hub in Clark. クラークのPOGOハブ コラムニスト ー・ロンダリング、売春組織、人身売買、犯罪行為、そしてスパイネッ トワークの隠れ蓑の役目を果たしているかどうかなども話し合わ れる。しかしながら、このキャンペーンは、外国人、主に中国人労働 者が流入してきているにもかかわらず、雇用が生まれていることや 政府の歳入が増加していることなどにも光を当てている。 POGOの改革は最も最近では5月に入っても続いており、NO- GO(無登録オフショア・ゲーミング・オペレーターズ)の取り締まり が行われた。政府省庁で構成された特別委員会が目指すゴール は、国内で違法に施設を運営するそのような集団を廃絶し、違法オ ンラインゲーミングを終わらせることだ。 最近のラス・ピニャス市での中国人265人の逮捕、そしてマカテ ィ市などで行われている捜査は、業界を浄化し、競争が行われる 場所に合法に営業する事業者を連れてくるためのプロセスの始ま りである可能性が高い。 POGOがその規制構造への独自の課題を示す一方で、その事業 はまだ急速な成長段階にあり、そしてその進歩についていくことの できないシステムに支配されている。オンラインゲーミングは持続 可能な収益源を与えることができる。ただし、業界が繁栄するにた めには正しい規制構造とそれを実施する手順が必要になる。今回 のパンデミックは、PAGCORに、規制構造を実行に移す機会だけで なく、市場にいる違法事業者(NOGO)とより効果的に戦う ための取り組みを開始し、フィリピン国内で合法に営業し たいと願う事業者に対して、より良い構造を提供する機会 を与えている。 より強固な収益検証システムが実施されるまでは収益 がまだテーブルに置かれたままになっている一方で、PAG- CORが業界のために構造を固めようとする努力において 前進する中で、POGOは世界中のオンラインゲーミング営 業のモデルになることができる。 特にこの新型ウイルスが大流行する世界において、オン ラインゲーミングの機会というのは否定しようがない。多 くのプレイヤーがこれまでに慣れ親しむようになったライ ブゲーミングのスリルをオンラインゲーミングが置き換え ることはないものの、実在店舗での営業をスケールダウン しながら、実行可能かつ便利な代替策というものは提供 してくれる。 また一方で、管轄区域がオンラインゲーミングを検討す る時、彼らは厳しい規制、本人確認手続き、そして責任ある ゲーミングのための対策を準備し、実行可能かつ競争が 行われるオンライン市場を保証しなければならない 。

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