Inside Asian Gaming

IAG JAPAN MAY 2020 60 BB:アメリカのコアプレイヤーに言及されました。ご自身のフォー カスは主に米国にあるとお考えですか、またはアジアはまだその 大きな部分を占めていますか? SW: 当社の基本理念は両方です。 アジアでは新しいプロジェクト が進行中ですので、おそらくもう少し成長の機会が多いでしょう。ベ トナムが上がってきています。カンボジアと話はしていますが、まだ 製品は設置していません。マレーシアとも話しています。企業とし てはまだアジアではかなり新顔です。少なくとも次回入札には検 討に入れてもらえるよう韓国の試験機関には複数のマシンを出し ています。 だから市場の成長の潜在力という視点で見ると、アジアはかな り良いのですが、合計ユニット設置数から見ると米国市場は明ら かに10倍は大きいです。今現在は、規制機関へのライセンス申請 に奔走しています。2年前にネバダ州のライセンスを手に入れて、カ リフォルニア、アリゾナ、そしてフロリダでは複数の部族系カジノか ら興味を持ってもらっています。我々はそれなりの規模があってア クセス可能な市場を動き回っているだけです。 BB:セガサミークリエイションにとってアジアでの最大の課題は何 ですか?アジアには非常に多くの国々がありますが、課題はそれぞ れ少しずつ異なるのでしょうか? SW: マルチプレイヤーステーションに関してはアジアでは方向転換 しました。あまり上手く行かなかったのでスタンドアローン型のバ ージョンに戻しました。当社の『Baccarat Maximum Fortune』は現 在、マカオで100ユニット以上導入されていて、トライアルでしたが、 今は全て販売に変わりました。かなり上手くいっています。年末にフ ィリピンに導入し、ラスベガスまでも導入し始めています。というの もいくつかのカジノにはバカラやシックボーがあるアジアコーナー が設置されていますので、そのゲームはそのニーズに応えます。 我々が導入したものの1つに、プレイヤーが独自の履歴カードを 作れるというオプションがあります。アジアでは縁起を担ぐ人が多 いので。だからプレイヤーが実際に賭けることなく乱数発生器を回 して、2回、3回、10回、好きなだけやってもらって、その流れがどん なものか見られるようにしました。 その後、いつが賭け時なのかを自分の縁起担ぎに基づいて決め ることができます。プレイヤーがそのヒストグラムを作れるようにし たことが、このゲームがマカオでかなりの人気を博した要因だと 考えています。 FEATURES

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