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2020 年 1月 IAG JAPAN 73 Galaxy recently hosted its 4th annual Energy and Environmental Conservation Week as part of its ongoing sustainability efforts. ギャラクシーは最近、現在行っている持続可能性への取り組みの一環として、4回目となる年に一度のエネルギー・環境保全ウィークを開催した フォーカス 6 社全てのコンセッション保有者は、環境への影響を軽 減させるのに役立つ積極的なサステナビリティ(持続可 能性)への取り組みを進めている。全社が、株主や一般 向けにサステナビリティに関する報告を行なっており、 通常は企業の社会的責任への取り組みと一緒に報告 されている。 メルコリゾーツ&エンターテインメントの最高サステナビリティ責 任者のデニス・チェン氏は、「企業としてメルコには、我々を取り囲む 危機的な環境上の、そして社会的な課題の解決に役立つソリューシ ョンを提供する責任があると思っています」と語る。 メルコは今年3月、国連環境計画の「新プラスチック経済グローバ ル・コミットメント(New Plastics Economy Global Commitment)」に 加盟し、10月に最初の年次進捗状況報告書を公表した。この報告書 は、従業員エリアでの使い捨てプラスチック(SUP)ボトルを2019年末 までに廃止するためのメルコの取り組みに焦点が当てられており、 予想では、年間.3.5トンものプラスチックごみを出す244,000本のペッ トボトルが削減された。メルコはまた、施設全体でSUPを削減するた めのロードマップでも歩みを進めており、IR運営の廃棄物監査を完 了させた。この監査によって、プラスチック使用の大半がSUPボトルか ら来ていることが分かったために、メルコはSUPボトルおよびその他 飲食関連の使用への「代替ソリューション」を模索している。 メルコは、2018年にマカオで最大数の電気バスの運行を開始し た。1年前の2019年1月、地元中小企業の萬曜能源有限公司(MAN IO ENERGY)と共同で、メルコはマカオ最大規模の太陽光発電シス テムを設置した。シティ・オブ・ドリームスおよびスタジオ・シティの2 施設合計で約3万平米もの屋上スペースに1万8,000枚以上のソー ラーパネルを設置し、二酸化炭素排出量を6000トンほども削減し た。
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