Inside Asian Gaming

2019 年 12月 IAG JAPAN 57 特集 フ ィリピンの海岸沿いにあるクラーク自由港区から 車でわずか45分の場所に位置するスービックベ イは、マニラに住む人にとっては週末のお出かけ に人気のスポットであり、フィリピンの富裕層や有 名人にとっては第2の家のような場所として親し まれているのどかな水辺の保養地だ。 また、名門のスービックベイ・ヨットクラブ内という、国内ではほ ぼ間違いなく最もユニークなカジノが位置する場所でもある。今年 の11月11日にひっそりとオープンし、12月1日付で全面営業が開始 予定のこのカジノは、ヨットクラブの中、または直接的な関係で作 られたカジノとしてはオーストラリアはタスマニアのホバートに続 いて2番目となる。 モンテカルロと呼ばれる小さな地区について忘れていると指摘 しかけたタイミングで、同カジノのパートナー企業の1社であるボラ ーレ・グランデッツァのマニュエル・アントニオ・セケイラCEO兼社長 から確かに「モンテカルロの場合は道を隔てており、政府が所有し ている。そしてそれらは2つの異なる会社であり、ヨットクラブの中 にあるものではない」と伝えられた。 このブティックカジノは2019年に22周年を迎えたスービックベ イ・ヨットクラブに新たに追加されたものだ。ボラーレ・グランデッ ツァとフロンティア・ウィッシュ・インターナショナルとの合弁事業で あるこのカジノの構想が生まれたのは4年前のことで、収益率の高 い顧客ベースをフルに生かすことを狙いにした5億比ペソ(約10億 8,000万円)の投資によって、人が集まり始めている。 セケイラ氏は、「ボート界においてスービックは安全な逃避先で、 スービック湾をベースとして使うために毎週、毎月巨大なヨットが やってくる。 200メートルを超えるロシアの巨大ヨットから、小さなもので 3,800人、大きなものでは5,200人のゲストを乗せる中国の巨大船 まで多種多様な船が入ってくる。これは非常に大きなマーケットだ。 The casino is just the second in the world to be based either inside or directly connected to a yacht club, with Hobart in Tasmania, Australia being the first. このカジノは、ヨットクラブの中、または直接的な関 係で作られたカジノとしては、オーストラリアはタス マニアのホバートに続いて2番目となる。

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