Inside Asian Gaming
2019 年 12月 IAG JAPAN 47 特集 光地として台頭してきており、もう5年以上も当社の収入に最も大 きく貢献した国の1つになっている」。 リム氏は、その間のフィリピンでのゲーミング成長の最も注目す べき例として、過去3年間、年間GGRが毎年15%から20%の間のプ ラス成長となったクラークを挙げた。 RGBは、クラーク・フリーポートゾーンにある最も有名なカジノ の多くのゲーミングフロアに全てのスロットマシンを供給した。 そのマシンの大半を、RGBのメインパートナー2社であるサイエ ンティフィック・ゲームズとアリストクラートが提供した。とは言え 同社はEveri、IGT、SuzoHapp、カルタムンディ、DRゲーミングテク ノロジー、アメリカン・ゲーミング・システムそしてKLサベリの製品 も販売している。 リム氏は、「今年当社が導入した新ブランドを含む上記全ての 製品があることで、当社の製品ポートフォリオに多様性が加わり、 顧客により良いサービスを届けるための備えをさせてくれる」と説 明し、SGのJin Ji Bao XiやDuo Fu Duo Cai、またはアリストクラー トのMighty CashやGold Stacks 88といったリンクが現在フィリピ ンで特に人気があることが証明されていると付け加えた。 同氏は、さらに重要なことに、フィリピンの成長物語は完結まで まだ長い道のりがあると言う。 「フィリピンの市場の多く、特にマニラの外にある大都市の市 場が未開発のままだと考えている。そのためこれが事業拡大にむ けて当社に多くのチャンスを与えてくれる。 地域型プレイヤーとして、RGBはそのように様々な世界的に有 名なゲーミング機器を提供できるおかげで、この拡大のチャンスを つかむ好位置につけている」とリム氏は続ける。まさにアジア全土 で営業するRGBのバラエティに富んだサービスには、電子ゲーミン グ機・装置の宣伝販売、マシンコンセッション/リーシングプログラ ムおよび技術サポート管理、そして予防保全、機械のターンキー方 式での設置を含むエンジニアサービスなどが含まれている 。
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