Inside Asian Gaming
2019 年 11月 IAG JAPAN 31 You might be surprised to learn that just 14 members of the 2008 Asian Gaming Power 50 are still featured in 2019, although six of the original top 10 remain. 2008年のアジアンゲーミングパワー50にラ ンクインした人物の中で、2019年になっても なおランクインしているのは14人しかいな いと聞くと驚くかもしれない。 2019パワー50 うに、単に他人が彼らは力を持っているというからその人たちは力 を持っているということだ。 選定プロセス中に生じた他の質問は以下の通り。 「アジアとしてカウントされる国はどこか?」 西はインドから、南はニュージーランド、東はサイパンから北は モンゴルまで。 「業界に強い影響力を持つ非事業者、例えば規制機関、メディア コメンテーター、アナリスト、学識者、サプライヤー、コンサルタン ト、ゲーミング専門の法律家などはどうか?」 そのような人たちが持つパワーを考察してきたが、慎重に検討 した結果、規制当局を含めることは不可能であるという結論に達 し(PAGCORのアンドレア・ドミンゴ氏は規制機関としてではなく純 粋に事業者としてランクインしている)、そしてその他全てのカテゴ リーに分類される人たちのパワーを検討した結果、トップ50に入る ことができたのは直接的な事業者だけだった。 「会社のオーナー/CEOと、COOの間でどのように選ぶのか?」 多くのゲーミング企業にはカリスマ的で起業家精神にあふれた オーナー/CEOがいる。そしておそらくより経験豊富かつ冷静なゲ ーミングの専門家が社長そして/またはCOOを務めている。前提条 件としてオーナーであることは必然的により多くのパワースコアが 与えられる。結局のところ、オーナーは常に任命されたCOOをその 役職から強制的に追い出すことができる。しかし、オーナーが意思 決定の責任の非常に大きな部分を委任している時、雇われCOOは 彼らの「ボス」よりも一層強い力を持つことができるケースもある。 答えはケース・バイ・ケース。 「スタンレー・ホー博士はなぜもうランキングに入っていないの か?」 ホー博士はSJMの日々の運営から実質的に身を引いた後の 2011年にリストから引退された。ある経験豊富な業界のベテラン が言うように、「彼を普通の人々と一緒にすることはできない」 そ の考えに賛同する。 最後に、この機会を使って、ランキングの作成に根気強く取り組 み、素晴らしい考えを共有してくれた仲間である選定委員会のメン バーに御礼を申し上げます。それではこれ以上はとやかく言わず に、12度目となるアジアンゲーミングパワー50を発表いたします。 お楽しみください!
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