Inside Asian Gaming

IAG JAPAN AUG 2019 30 COVER STORY えず、その考えから反対の立場を取っている また、反対の理由には我々がゴールドコーストへの巨大投資家 だということもる。その通り、我々には刺激的で楽しみな計画があ り、ゴールドコーストのためにも、最高の結末は当社のマスタープ ランを実現させてもらうことだと信じている」と述べた。 べキアー氏は、どちらか1つとまでは言わないにしても、マスター プランは「市場の状況次第であり、明らかに2つ目のカジノの存在 はその状況に影響を与える。他にも影響を与えるものがある。もし 市場が実際に大暴落すれば、マスタープランをスローダウンしな ければならないだろう」と語った 解決すべき問題の1つにスロットマシンの供給がある。市場には 現在約6,000台のスロットマシンがあり、ゴールドコーストにはクイ ーンズランド州の中で人口一人当たり最大数のスロットマシンが ある。そして国内最大の一人当たりの収益を生み出している。従っ て、新たな権利の追加は可能性が低いと見られる。 最近の報道によると、政府はすでに国際観光拠点という目標に 向けて、現地のパブやクラブとの間で最大1,600の設置権の売却に 関する話し合いを始めており、これはザ スター ゴールドコースト が持つ数とほぼ同数となる。ガンドラ―氏とリー氏は、それほどの 数が必要になるということには懐疑的で、各権利が10万豪ドル（役 748万円）、または全てを現金化すると1億6,000万豪ドルという費 用は、事業者に重い負担になる可能性があると指摘する。 どちらにしても、アナリストはゴールドコースト2つ目のカジノに は15億豪ドル程度の投資が必要となるだろうと予想している。IAG が話を聞いた海外事業者は、「最低でも10億豪ドル」としたが、ま だどの企業も詳細な費用分析を完了していない。 ガンドラ―氏とリー氏は、2つ目のカジノは「国内市場が小さい ために、経済的に見てゴールドコーストでは実行できない可能性 がある」と警告している。開業日を2025年に仮定して、彼らは2.7億 豪ドルという合計市場EBITDAをはじき出した。その中で2つ目の カジノは7,500万豪ドルを占める可能性があり、内訳はマスとプレ ミアムマスから5,000億、VIPから1,000億、そしてゲーミング以外で 1,500億豪ドルとなっている。そのようなシナリオの下では、ザ スタ ーのEBITDAは2,000万豪ドル減少して1億3,500万ドルになること が予想されている。 その間、利害関係者は、ゴールドコーストのカジノ全体計画が 現実になるかどうかを知るには、今後のRFPプロセスをただ待つ ことしか出来ない。 ガンドラ―氏とリー氏は、「資金調達プロセスによって、カジノと しての国際観光拠点の資本コストは実行可能ではないかもしれ ないということが明らかになる可能性がある。しかし、プロセスが 最後まで実行され、成功させようとする志願者が出て来れば、州に はその時の政治的見解に関わらず、カジノ建設を促進する契約上 の拘束力が発生するかもしれない」と予測する 。 COLLISION COURSE The government’s decision to revive its push for a second Gold Coast casino didn’t sit well with The Star. “On our analysis, the market is not big enough for two casinos and all a second casino would do is force us to essentially aggressively compete for local business as opposed to trying to position the property to try and bring more international traffic to the site,” Bekier says. “We don’t believe that is the right thing for the Gold Coast and on that basis we object. “We also object because we are a massive investor in the Gold Coast. As it is we have an exciting plan and we believe for the good of the Gold Coast the best outcome is to let us build out our masterplan.” Bekier won’t go so far as to say it’s one or the other, but notes the masterplan “is subject to market conditions and obviously the presence of a second casino impacts on market conditions. Other things impact on that too – if the market really tanks we’d have to slow down the masterplan.” One issue to be resolved is slot machine supply. With around 6,000 machines currently in the market, the Gold Coast already has the highest number of machines per capita in Queensland and generates the highest revenue per capita in the country, so the addition of new entitlements seems an unlikely fix. According to recent reports, the government has already begun talking to local pubs and clubs about selling up to 1,600 entitlements – roughly the same number held by The Star Gold Coast – for its Global Tourism Hub. Gandler and Li doubt that many would be needed, and at a cost of AU$100,000 per entitlement or AU$160 million fully realized they represent a potentially burdensome operator expense. Either way, the analysts estimate a second Gold Coast casino could require an investment of around AU$1.5 billion. The foreign operators IAG spoke with suggested “at least AU$1 billion” although none had completed a detailed cost analysis.