Inside Asian Gaming
2019 年 5月 IAG JAPAN 61 “Working in these markets can have an incredibly positive impact on you, both professionally and personally, when you go out there with the right attitude.” 「正しい姿勢で向き合えば、この業界で働くことは、 プロとしても個人的にも驚くほどプラスの影響を与 えてくれます」 業界プロフィール ベン・ブラシュク: お話の機会をいただきありがとうございます。まず初 めにこれまでの経歴について少し教えていただけますか? マーク・ハウエル: 南アフリカのヨハネスブルグで育ち、サントンにある セント・デイビッズ・マリスト・イナンダという学校に通いました。その経 験が基礎となって、いい意味で私の将来に大きな影響を与えてくれま した。学校ではたくさんのスポーツを経験し、それが子供時代の最高の 思い出の一つとなっています。その結果多くの素晴らしい交友関係を築 くことができましたので、ヨハネスブルグにあるウィットウォーターズラ ンド大学でも同じようにスポーツを続けました。 BB:ゲーミング業界に関わることになったきっかけは? MH: 大学を卒業してすぐに、ヨハネスブルグにある地元企業のマーケ ティング部門で働きました。その後幸運にも、MPゲーミングという会社 で働くことになり紙幣鑑別機やスロットマシンの部品を販売していまし た。そこではマーカス・プレイダー氏の下で働き、業界について多くのこ とを教えていただき、ゲーミングでの私の将来の基礎を築いてください ました。 2013年に今は亡きジョン・ウィスキン氏からTCSJOHNHUXLEYのア フリカ事務所でのセールスの役職をオファーしてくださり、多くの時間 を割いて私を鍛えてくださいました。その結果、2016年のアジアへの異 動に必要な知識や経験を得ることができ、現在はレベッカ・キングスウ ェルの下で働いています。 BB:マカオに初めて異動してきたときに直面した主な課題は何でした か? MH: アジアに最初に降り立ったときは、約18カ月間シンガポールを拠 点にしていたので、文化の違いに慣れるのはまだ楽なほうでした。シン ガポールとマカオを定期的に行き来したことで、マカオ市場について徐 々に理解を深めていきました。そのおかげで2017年12月のマカオへの 異動に備えることが出来ました。 BB:普段の仕事というのはどのような感じですか? MH: 普段の仕事では一貫してお客様に焦点を当てています。多岐に わたるマーケットで営業していますので、仕事の大部分はお客様のビ ジネスや、特定のマーケットでの個々のニーズを理解することになりま す。アジア太平洋地域で働くことの大きな利点の一つに、これらの成長 マーケットに触れていられるということがあります。 BB:ゲーミング業界で働く中で最も刺激的なこと、または興味を惹か れることは何ですか? MH: 正しい姿勢で向き合い、本当の意味で与えられたチャンスを楽し むことを学べば、この業界で働くことは、プロとしても個人的にも驚く ほどプラスの影響を与えてくれます。
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