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2019 年 5月 IAG JAPAN 119 2019 G2Eアジア ソリューション展示会 40周年を迎えるMATSUI MATSUIがG2Eアジアで安全性の高いカジノチップの 最新製品をお披露目し、40周年を祝う MATSUI TURNS 40 Matsui is celebrating its 40th anniversary by debuting its latest range of high security casino chips at G2E Asia. MATSUI(マツイグループ) が今年40周年を迎えている。1980年8月に 東京で設立されたMATSUIは、松井隆氏が日本の顧客にビリヤード台 のクロスを販売する会社として創業した。 1990年代半ばに、カジノやポーカー、そして小売り販売用の「Bee」や 「Bycycle」ブランドで有名なU.Sプレイング・カード社(USPCC)の日本 と韓国での総代理店となった。 2000年に、自社ブランド「マツイチップ」のゲーミングチップを製造す る工場を建設。現在は、韓国、マンチェスター、ラスベガス、モスクワそし てマカオなど世界中にオフィスや子会社を持ち、本社は今でも東京に 構えている。 MATSUIのマカオ子会社の町田茂樹専務取締役は、「グループ企業 として記念すべき40周年を迎えられたことを非常にうれしく思います。 1990年代にUSPCCの代理店を始めた後、韓国のカジノ顧客にむけ て主要スロットブランドやゲーミングチップを含めたカジノ用品サプラ イヤーの商品の取り扱いも開始しました。 我々にとって大きな分岐点となったのは、オーナーが自社ブランド のゲーミングチップを提供するという決断をし、2000年に工場を立て たことでした」と述べた。 当時、市場にはまだたくさんのチップメーカーがあった。競争は激し く、新参者としてMATSUIは質の高い製品を適正価格で、そして素晴ら しいサービスと共に提供することに焦点を当てた。 町田氏は、「チップの製造を開始した時、当時付き合っていたサプラ イヤーのサービスに満足していない顧客がたくさんいることに気が付 きました。例えば、彼らがデザインのリクエストを出した場合、1週間ま たはそれ以上に待つ必要がありました。 チップを受け取った時、梱包がきちんと行われていなかったり、また はチップが少し足りないということもありました。検査で多くの不良品 が見つかることもありました。販売会社としての経験から、こういった 以前の状況のことはよく理解していました。 自社ブランドをスタートさせてからは、我々は単純に競合他社に見

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