Inside Asian Gaming

2019 年 4月 IAG JAPAN 41 Ithas longbeenspeculatedthatPansyHo would one day move for control of SJM, having been a key figure in the uneasy truce that stalled a previous dispute over control of her father’s estate. 父親の持つ資産をめぐる前回の争いを引き延ば した不安定な休戦の中で重要人物となっているこ とで、パンジー・ホー氏がいつかSJMの支配に乗 り出すだろうと長い間言われてきた。 フォーカス team at both LVS and Sands China is experienced, strong, has long tenure with the Sands organization and is capable of continuing to execute the Sands vision and strategy.” It might not be all smooth sailing for Sands however. As one industry commentator told IAG , it wouldn’t surprise to see Adelson’s wife Miriam, 12 years his junior, become more vocal in guiding the company forward, most likely via refreshment of the LVS board. This would mirror the tactic used by Wynn Resorts’ largest shareholder, Elaine Wynn, to bring about widespread change following the fall of her ex-husband and former Wynn Chairman and CEO, Steve Wynn, last year. It’s also entirely possible that Goldstein, at 63 years of age, could be one of those to make way, potentially leaving a dearth of experience at the very top in regards to day-to-day operations of the global casino giant. One thing is for certain, though – while Adelson and Dr Ho will eventually make way, their legacies will live on for many decades to come. を約束していることを別にすると、同盟側は「会長、共同会長そして取 締役を含むSJM取締役会のグッドガバナンスを促進してくれる人物の 任命と選任を支援する。ゲーミングコンセッションを保有するマカオ法 人のSJMSA取締役会の選任に対する共同提案を提出する予定をして いる」と述べている。 レオン氏が黙ってはいない可能性が高い一方で、ホー博士が昨年6 月に正式に取締役を辞任した後に、姉のパンジー・ホー氏に近いデイ ジー・ホー氏をSJMホールディングスの会長に任命したことは興味深 い動きだと言える。この物語の続編が今後数カ月の間に繰り広げられ ることは確実だ。 一方、サンズの事業継承プランはよりはっきりしている。 アデルソン氏自身が、会社を退いた時のための比較的スムーズな移 行の道筋を描いており、義理の息子であり現CFOのパトリック・デュモ ン氏がトップの地位に就くために長期にわたって訓練している。 3月のレポートの中で、投資顧問会社バーンスタインのアナリスト は、アデルソン氏のがんとの闘いは「LVSとサンズ・チャイナに関して投 資家の懸念材料となるべきものではない。両社ともに強固な経営陣を 有しており、アデルソン氏が会長兼CEOの職務を全うできない事態に 陥った場合の社内継承体制は整っている」という見解を述べた。 事業継承計画の詳細は明かされていないが、バーンスタインは、「会 社には事業を続ける能力のある経営陣がそろっており、ロブ・ゴールド スタイン社長兼COOとパトリック・デュモンCFOの指揮の下で信頼でき る人材によって継続されていく。 サンズ・チャイナのウィルフォード・ウォン社長兼COOとグラント・チ ャム常勤役員、そしてアメリカ、マカオ、シンガポールにいる能力の高い 直属の部下たち同様、LVSとサンズ・チャイナの経営陣は経験豊富で強 力であり、サンズの組織で長期間その役職についているためにサンズ のビジョンと戦略を実行し続けるだけの力を持っている」と付け加え た。 しかし、サンズにとってその航海がすべて順調というわけにはいか ない可能性もある。 ある業界アナリストがIAGに話したところによると、アデルソン氏の 妻のミリアム氏そして12歳の息子が今後会社の方向性について口を 出すことが多くなったとしても不思議はない。LVSの取締役の入れ替え を通じてそれを行う可能性が最も高い。これは、ウィン・リゾーツの筆 頭株主であるエレイン・ウィン氏が昨年、元夫でウィンの前会長兼CEO のスティーブ・ウィン氏が倒れた後、大幅な変更を行うために使った戦 術に酷似することになるだろう。 世界的カジノ大手であるLVSの日々の業務に関する経験が不足して いる上層部を残して、63歳のゴールドスタイン氏が道を譲る一人とな ることも十分考えられる。 アデルソン氏とホー博士は最終的には道を譲ることになる。それで も一つはっきりしているのは、彼らの遺産が今後何十年にもわたって 生き続けていくということだ 。

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