Inside Asian Gaming

2019 年 2月 IAG JAPAN 33 MC: パラダイスは中国人訪問客の減少にどう対応しましたか? PYP: (中国の韓国に対する集団旅行の制限)以前は、中国人がマーケ ット全体の50%以上を占めていましたが、その時代は過ぎたと思いま す。 今は新しいアジアのマーケットです。我々はタイ、モンゴル、マレーシ ア、台湾、その他たくさんの国にフォーカスしています。 MC: そちらの数字では日本からの訪問客が増えています。 PYP: はい。2010年以前、韓国では日本が最大のマーケットでし た。2010から2011年頃から、(日本と中国が)半々になりました。その 後、おそらく2015から2016年に中国マーケットが日本の倍以上になり ました。しかし今は日本経済が回復していると思います。 また、パラダイスシティは(日本の)セガサミーとのジョイントベンチャ ーです。我々が55%、セガサミーが45%保有しています。セガサミーもゲ ーミング事業を行っています。カジノ事業ではありませんが、非常に似て います。彼らはマーケティングを非常に得意としており、そこで市場支配 力を持っています。たくさん助けてもらい、良い相乗効果があります。 また、セガサミーは日本でカジノをオープンしようとしています。 MC: パラダイスは日本でのセガサミーとのジョイントベンチャーを考え ていますか? PYP: はい。これは確定事項ではなく、ある種願望のようなものです。な ので、まだ確約はできません。 MC: 日本のIRは韓国のカジノにどのような影響を与えるでしょうか? PYP: 日本のハイローラーたちは韓国に来ないかもしれないと考える 人もいます。しかし、日本のハイローラーは自分たちのプレイに大変慎 重である可能性があります。彼らは地元のカジノには行かないと思い ます。当社の日本人VIPは韓国に来るでしょう。 MC:江原ランドの独占権が期限切れを迎える2025年以降、(韓国人が プレイできる)オープンカジノを予想していますか? PYP: それは江原ランドの状況によります。そして日本にもよります。日 本がカジノをオープンさせれば、焦点は日本に移るでしょう。韓国のハ イローラーたちは日本へ行く(かもしれない)、そして韓国政府は非常 に腹を立てる(かもしれない)。 MC:オープンカジノとなれば、パラダイスはその準備ができています か? PYP: それは言えません。準備できていると言ってしまえば、人々は我々 がそのために動いている(ロビー活動をしている)と考えます。私は韓国 カジノ業観光協会の会長ですので、全てのカジノを代表しています。で すので、私は中立です。 MC: オープンカジノは業界にとってプラスになるでしょうか? PYP: はい、確実に業界にとってプラスでしょう。でも国にとってプラスか どうかはわかりません 。 特集

RkJQdWJsaXNoZXIy OTIyNjk=