Inside Asian Gaming

2019 年 1月 IAG JAPAN 25 The Innovation Group’s Michael Zhu believes a “true re-tendering” is the logical approach for the Macau government to take 「中国政府が米国のオペレーターからゲーミング・コンセッショ ンを取り上げることを選択した場合、結果は、さらに多くの外国投資に 国を開くという中国の狙いに対してかなりの逆効果になるだろう。そし てそのような行為を取り囲むネガティブPRは弊害をもたらすことにな るだろう。米ゲーミング・オペレーターはまた、統合型リゾートのゲー ミング以外の要素を閉鎖することでマカオでの全てのゲーミングイン フラの閉鎖を選択することもできる(究極の選択)。結果として起こるの は、失業、税収の減少そして街の混沌とした環境だろう。マカオや中国 政府がそれを求めているとは思えない」 バーンスタインは、ゲーミング・コンセッションとは無関係の土地 のリース契約もまた彼らに有利に働くと付け加えている。 「政府はゲーミングエリア(エリア全体の面積のほんの小さな割 合を占めるカジノフロアとテーブルのみ)の支配権を取り戻すことがで きるが、カジノフロア以外のエリア(ホテル、レストラン、化粧室、共用エ リアなど)への干渉は出来ないだろう。それは、不動産オーナー(現在の コンセッション保有者)の協力なしでカジノを運営することは事実上不 可能ということを意味する。  ゲーミング・オペレーターの土地のリース契約は2026年から 2038年まで切れることはない(建物による)、しかしそれでさえも借主の 選択で2049年まで延長可能である」 間違いなくこれからも残り続ける1つのファクターは、中国政府か らのインプットのレベルと、それがマカオの政策方針にどのように影響 する可能性があるのかというものだ。この点において意見は分かれた ままだ。 米中の貿易関係が2018年末までヘッドラインを占拠し続ける中 で、ザ・イノベーション・グループのジュー氏は中国がその力を誇示する 可能性がかなり高いと見ている。 「アメリカよりも中国、香港、地元のコンセッション保有者が多く なっても驚かないだろう。少なくとも、現在の3-3のバランスを変えたい と思っている可能性はある」と状況を分析する。 法的な見方は若干異なる。MdMEのカルロス・エドゥアルド・コエ ーリョ氏は、「マカオの立法府と幹部の影響力の自主性や独立性を考 えると、これが起こるとは予想してはいない」と言う。 同じく、アルバレスはSARが中国政府に相談を持ち掛ける可能性 がある一方で、最終的な決定結局は地元で下されると説明している。 特集記事 ザ・イノベーション・グループの マイケル・ジュー氏は、「本当 の再入札」は理にかなってい ると言う

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