「日本カジノ学院」運営会社破産　カジノディーラー養成最大手

　カジノのプロディーラーの養成を目的とした「日本カジノ学院」を運営していたCEC（株）(東京・渋谷区　設立2014年9月、贄田崇矢社長）は8月17日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債額は現在調査中。

　CEC（株）は、カジノのプロディーラーの養成を目的とした「日本カジノ学院」を運営していた。東京都内に複数校展開していたほか、大阪、名古屋、福岡、札幌などにも開校。2018年には産経新聞大阪版と東京版に一面広告が掲載され、注目を集めた。オンラインでの授業を行うWEBアカデミーなども実施し、2020年8月期には売上高約1億2000万円をあげており、国内最大のディーラースクールと言われていた。一方で、受講前の説明が実際とは異なっているなどといった受講者とのトラブルもあったという。近年では教室の閉鎖などの規模縮小を進めており、今回の措置に至った。現在は公式HPも閉鎖されている。

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