最高執行責任者
マリーナベイ・サンズ
パワースコア: 636
昨年の順位: 無
評価理由
- グローバルゲーミング業の経験をマカオ、オーストラリア、ニュージーランドで積んだ
「世界で最も収益の高いカジノ」と言われているマリナベイ・サンズで、ポ ール・タウンが早々にトップに登って行った。
ニュージーランド出身のタウン氏は、2019年10月にマリーナベイ・サンズのリゾート運営上級副社長としてシンガポールに到着し、ゲーミングのベテランであるアンドリュー・マクドナルド氏と一緒に働きながら、ファイナンス、開発、非ゲーミングの運営を監督することを担った。
そして、マクドナルド氏が今年ひっそりと引退した時、タウン氏は最高執行責任者に昇進した。
コロナ禍の影響でMBSの業務量が減少したままであるものの、ラスベガス・サンズの33億米ドル(約3,760億円)のシンガポールIR拡大計画により、タウン氏は十分忙しいだろう。
オークランド近郊に生まれたタウン氏は、幼児期をシンガポールで過ごし、ドーバーコート・インターナショナルスクールや東南アジア連合世界大学(UWCSEA)に通った。インターナショナル・カレッジ・オブ・ホテル・マネージメントで国際ホテル管理を専攻し学士号を取得した。その後ランガムヒルトンホテルに就職し、ナイトマネジャーとして働き始めた。
ギャラクシー・マカオ、メルコ・クラウン、クラウン・メルボルンでホテル側の最高幹部として経験をつんできた。2019年にMBSへ入社する前にいくつかの飲食供給会社でも働いていた。