マカオリゾーツ最高執行責任者
メルコリゾーツ&エンターテインメント
施設社長
シティー オブ ドリームス・マカオ
パワースコア: 704
昨年の順位: 38
評価理由
- メルコのマカオポートフォリオを監督している
- 2016年、スタジオシティの施設社長としてメルコに携わる
現在は凝り固まった計画性よりも適応性を重視する時代だと、新型コロナウ ィルス発生以前のシティ・オブ・ドリームス・マカオ業績低迷を回復させた責任者のデイビッド・シスク氏は、困難なマカオの環境を乗り切るために、最高の適応能力を発揮する必要があった。
7月にメルコは、第4四半期の業績も低迷したアルティラ・マカオをVIP施設からプレミアムマスへの転換を図る計画を発表した。アルティラでのジャンケ ットやVIPの直接運営は終了させており、シティ・オブ・ドリームスとスタジオシティに移行した。
また、ライブ・エンタテインメントの分野で、間違いなくリーダーであるメルコの地位を取り戻すための対策も実施している。
香港ポップスのスーパースターであるアーロン・クォック、ジョーイ・ヨン、レオン・ライが、今年からそれぞれ30回の公演を行う3年間の常設公演計画を今年スタートすることを発表した。
昨年、新型コロナの影響で休止していた長年開催されてきたハウス・オブ・ダンシング・ウォーターもシティ・オブ・ドリームス・シアターの改修とアップグレードを経て、来年再開予定である。
スタジオシティでは、新たなウォーターパークが開業したほか、フェーズ2の開発に伴う様々な設備の整備が進められている。
同氏の言葉を借りれば、「我々は、これまでも、そしてこれからも自分たちの糧となるものに集中していく。メルコでは、優れたサービスを作り上げることに誇りを持ち、プレミアム層のゲスト、特にプレミアムマスのゲストに注力をしている。なぜなら、そこに収益性があるからである」。