IR誘致を目指す長崎県佐世保市では18日、IR施設の設置・運営を行う事業予定者が参加した、地元事業者向けの説明会が開かれた。
説明会は佐世保商工会議所(金子卓也会頭)が開催し、地元の企業や県外企業、自治体の関係者など1,000人以上が集まり、改めて関心の高さをうかがわせた。
NHKなどの報道によると、説明会には、IR設置・運営を行う事業予定者である「CASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL JAPAN(以下、CAIJ)」 の林明男社長が出席し、「『カジノ』というイメージが先にあるため賛否はあるが、目指すところは地方創生型の新しいまちづくりだ」「国家プロジェクトを勝ち取り、皆様に貢献できるよう頑張っていく」と話した。
県の担当者などは、カジノだけでなく大型のMICE施設やホテルを整備するため、国内外からの集客や地元の雇用が期待されると経済効果を強調した。
県とCAIJは、来年4月28日までに区域整備計画をとりまとめ国へ申請する。国は全国3カ所を上限にIRの区域認定をする予定。