メルコリゾーツ&エンターテイメントは、同社の「Get the Jab」プログラムで、マカオの従業員のほぼ95%がワクチンを接種を完了したと述べた。
このプログラムの中には、従業員向けの報奨金制度もあり、ワクチン接種完了した全従業員にそれぞれ1,000パタカ(約1.4万円)と、従業員への賞金として1,600万(約2.2万円)が出る。
同社は先週12日(金)に、2回目となる300万パタカ(約4,258万円)のラッキーくじ抽選会を主催し、ワクチン接種を完了し当選した3人の従業員それぞれに100万パタカ(約1,419万円)を授与した。
「マカオは、新型コロナの世界的大流行に対する政府の慎重な対応のおかげで、世界で最も安全な地域の1つであり続けている。またマカオの免疫性を上げるという目標に向け、政府がワクチン接種率を向上させるために尽力していることに我々は感謝している」とメルコのローレンス・ホー会長兼CEOは述べた。
「メルコは、従業員、ゲスト、そしてコミュニティ全体の安全な環境を確保するのに役立つ主要な企業目標として、ワクチン接種の受け入れを引き続き奨励している。
「Get the Jabワクチン接種報奨金キャンペーンへの積極的な参加のおかげで、マカオでのメルコのワクチン接種率は95%近くに達した。マカオが受け入れ可能となるワクチン接種率を達成した際には、中国本土とマカオ間のさらなる観光業の統合を楽しみにしている。我々は、コミュニティ向上のために自身の役割を果たすよう全力で取り組んでいる」。