MGMチャイナは、マカオ半島にある施設のMGMマカオでの切替えのためNam Kwong Natural Gas Company Ltd(南光天然氣有限公司)と契約を交わした後、2022年までにマカオにある同社統合型リゾートは天然ガスの使用へ完全移行する計画を明らかにした。
マカオ政府は、炭素排出量削減の推進策としてマカオ半島全体に天然ガスの主要パイプラインを設置しており、同社によるエネルギーの移行はこれに対応することを目的としている。
MGMコタイは2018年2月の開業以来、天然ガスを利用してきたが、MGMマカオは2022年までに同様のエネルギーの移行を完了する最初の半島施設となる予定だ。
MGMは、このプロジェクトにより同社の年間炭素排出量が11%削減されることになり、これは1万4,000本の木を植えることに相当すると述べた。同社はまた、2023年までに電動シャトルバスに切り替えることを計画している。
マカオの環境保護局の声明は、以下の通りである。「政府は、カーボンニュートラルへの出来るだけ早い達成に向けて力を合わせるため、あらゆる事業分野に呼びかけを行っている。天然ガスは、マカオの緑豊かで環境に配慮した都市への移行を加速するのに役立つ、よりクリーンで低炭素なエネルギーの1つだ。
「それゆえ、大規模な統合型リゾート事業者が政府のグリーンポリシーに対応するため天然ガスの使用量を積極的に拡大し、マカオをよりグリーンな都市にするために懸命な取り組みを見て、我々は嬉しく思っている」。