サンズチャイナと中国銀行マカオ支店は、マカオ居住者を対象に、ハイエンドのレジャーおよびエンターテイメントの特典を提供する銀聯の提携クレジットカードを来月発行する計画を発表した。
サンズチャイナによると、今回の提携は、広東・香港・マカオ粤港澳大湾区の概要開発計画で提唱されている「粤港澳大湾区における電子決済システムの接続の共同促進」という構想や、新たに発表された「横琴島における広東・マカオ連携ゾーンの構築に関する一般計画」に沿ったもの。
また、決済の利便性を高めるとともに、観光産業の復興を支援することも目指している。
同社は、「この協力関係を通じて両者がそれぞれの強みを活かし、レジャー、エンターテインメント、決済のより良く便利な体験を一般に向け提供していく」と述べている。
今回の提携は、同社の上級副社長兼最高財務責任者デイブ・サン氏と、中国銀行マカオ支店の副支店長チャン・ヒオペン氏が9月15日(火)に出席した調印式で正式に決定された。