ゲンティン・バーハッドのリゾートワールド・ラスベガス(RWLV)は、 ラスベガス・ストリップでワクチンの義務付けを行う最後の施設となる。
地元メディア誌のKLASによると、今週の時点ですべての新入社員は雇用条件としてワクチン接種が義務付けられており、それは時間給制及び月給制の従業員の両方に適用される。
これは、先週のジョー・バイデン米大統領の命令によるもので、従業員が100人以上のすべての企業に対して、従業員の新型コロナのワクチン接種もしくは毎週の検査が義務付けられる。
ネバダ州は10日(金)に1,552件の新型コロナの新規感染者症例を報告し、その数は1月以来最高となった。
従業員にワクチン接種を義務付けるというRWLVのこの決定は、8月にMGMリゾーツが月給制の従業員と新規従業員に対して行った同様の動きに倣い、近い将来、現行の時間給の従業員まで対象範囲を広げる可能性がある。
ウィン・リゾーツは、従業員にワクチン接種を受けるか、毎週の検査を義務付けており、一方、ラスベガス・サンズでは、ワクチン未接種のすべての従業員に対し、現場で無料検査を毎週受けるよう義務付けている。
ストリップのすぐそばにあるウエストゲート・ラスベガスは10日(金)、10月15日(水)までに従業員がワクチン接種証明書を提示する必要があると発表した。そしてデイビット・シーゲルCEOは、最近の新型コロナとの戦いの後、ワクチン接種が彼の命を救ったことをメモで従業員に伝えた。