サイエンティフィック・ゲームズがデジタルiLottery(オンライン宝くじ)コンテンツスタジオのサイドプレイエンターテイメントを買収し、デジタルポートフォリオ拡大努力を継続している。
今回のサイドプレイ買収の前の6月末、サイエンティフィック・ゲームズは、レバレッジ解消およびデジタルへのさらなる投資に資源を回すために、同社の宝くじおよびスポーツくじ事業の売却計画を発表していた。
社内スタジオをこれまで以上に才能あるゲームメーカー達で増強するために計画された豪スロット企業ライトニングボックス買収の3週間後、サイエンティフィック・ゲームズは、サイドプレイの追加がiLotteryコンテンツポートフォリオの拡大、そして同社iLottery事業の世界市場への浸透加速につながると述べた。
サイドプレイの革新的なデジタルゲームポートフォリオと迅速なコンテンツ配信技術が、サイエンティフィック・ゲームズのiLotteryプラットフォームおよびデジタルソリューションと組み合わさることによって、プレイヤーエンゲージメントの向上、そして世界中の市場における同社のiLotteryソリューションのさらなる成長を後押しすることが期待されると同社は付け加えた。
サイドプレイはイギリス国営宝くじにデジタル「eインスタント」ゲームを供給する主要サプライヤーであり、サイエンティフィック・ゲームズはすでにペンシルベニア宝くじやロトケベックなど、北米でサイドプレイのiLotteryプログラム用コンテンツを独占的に販売している。
サイエンティフィック・ゲームズの宝くじグループ最高責任者であるパット・マクヒュー氏はこのようにコメントした。「スティーブ・ヒクソン氏およびサイドプレイチーム全体をサイエンティフィック・ゲームズ宝くじグループに迎えることができ、非常にうれしく思う。彼らは、当社宝くじ客の収益を最大化する最高の小売およびデジタルコンテンツ、プラットフォームおよびゲームカテゴリーサービスを届ける成長企業としての当社の戦略を前進させる助けとなってくれる。
サイドプレイは経験豊富なデジタルゲーム開発企業であり、マーケットに対して迅速にかつ他に類を見ないiLotteryコンテンツを届けてきた確固たる実績を持つ。我々はすでにサイドプレイのデジタルゲームを自社のiLotteryプラットフォームに統合しており、サイエンティフィック・ゲームズが世界中に持つ20以上のiLottery顧客のためにサイドプレイのゲーム開発へのユニークなアプローチを組み合わせることが、当社顧客およびそのプレイヤーへのiLotteryサービス加速につながる」。