フィリピンのゲーミング規制機関であるPAGCORは、職場やゲーミングエリア全体での集団免疫を獲得するために、従業員の94%以上にあたる約11,500人にワクチンを接種したと発表した。
今週発表された詳細によると、経営陣による最近の呼びかけで全国の12,176人の従業員のうち、11,473人がワクチンを接種したとのこと。これらの従業員の多くは、PAGCORの41軒のカジノ(カジノ・フィリピーノブランドのカジノ9軒とサテライトカジノ32軒)で働いている。
PAGCORの会長兼CEOであるアンドレア・ドミンゴ氏は、「すでに完全に予防接種を受けたPAGCORの従業員を称賛する」と語った。
「家族を守るだけでなく、会社をも守ってくれることになる」。
「私たちは、オフィスやゲーミングエリアで健康と安全のためのプロトコルを厳格に実施するべく、大いに対策を講じている。だが、新型コロナの変異株が出現している中でさらなる保護策が必要であり、それがワクチン接種である」。
「職員が重症化したり、最悪の場合に死に至ったりしないようにすることで、感染拡大中でも自信を持って公務員としての職務を遂行し、国家建設に貢献できる」。
同氏は、マニラ市政府やマニラ首都圏開発庁と連携して地方自治体と協力することで、高い接種率を実現したと述べた。PAGCORの大規模なワクチン接種プログラムは、カジノ・フィリピーノ・マニラベイやセブ島のいくつかの接種会場などで一括して実施されたという。
一日も早く100%接種を達成することが目標だ。