カジノオーストリアインターナショナルは、長崎県で計画されている統合型リゾートプロジェクトの詳細を発表、ハイアットホテルグループの一部を含む8軒のホテルが登場するとしている。
このヨーロッパのカジノ事業者は今週、長崎県が佐世保市に誘致しているIRの優先交渉権者に選ばれた。RFPの採点では、オシドリ・インターナショナル・デベロップメントと地元コンソーシアムのニキ・チャウフー(パークビュー)グループの提案を僅差で上回った。
IR計画の一部を発表し、9,000平米のカジノに220台のゲーミングテーブルと2,200台のスロットマシンを設置、「最高の国際基準のゲーミング体験を提供する」とした。
このような巨大なカジノプロジェクトが、同社が現在運営するものより大規模であることは注目に値する。同社のコーポレートサイトによると、現在運営する25軒のカジノではゲーミングテーブル230台とスロットマシン3,200台が設置されている。
「ハイアットホテルグループのような信頼できる国際的なパートナーや日本のパートナー」と協力して、同IRに計画される8軒のホテルにカンファレンスセンター、エキシビションセンター、複合エンターテイメント施設を設置する予定。
同社CEOのベッティーナ・グラッツ=クレムスナー氏は、「今回のRFPプロセスを見事通過したことで、当社が海外で享受しているような優れた評判を再び実証した」と述べた。
「何年にもわたる再構成の後、当社は再び軌道に乗った。このような複雑なプロジェクトの開発・運営におけるノウハウや専門知識は、当社ならではの素晴らしいものだ」。
「クリストフ・ズルッカー・ブルダ氏経営のカジノ・オーストリア・インターナショナルが来年、長崎県とともに3つのライセンスのうちの1つを獲得できるよう願っている」。