マカオの新型コロナからの回復は、7月に再び回復しゲーミング粗収益が前月比で29.2%増加した。前年比では530%増の84.4億パタカ(約1,157億円)となった。
隣接する広東省の一部で新型コロナの発生を受け、マカオのゲーミング事業者が記録した6月の売上高は今年の最低値となるわずか65.4億パタカ(約912億円)であったが、その後、前月比で順次回復が見られる。マカオへの発生拡大を防ぐために敷かれた入境制限は、その後緩和された。
8月1日(日)にゲーミング監察協調局が発表した情報によると、今年7月のマカオのGGRは、2020年7月にわずか13.4億パタカ(約184億円)となるGGRを記録した時と比べ530%の回復を示している。
とはいえ、2019年7月に記録したGGR244.5億パタカ(約3,350億円)を未だ65.5%下回っている。
2021年最初の7カ月間を合わせたマカオのGGRは、574.7億パタカ(約7,875億円)であり、昨年の同時期に比べ63.9%増加している。