Inside Asian Gamingは最近、業界内の卓越性を評価し、さらなるプロ意識の向上を図る手段として『アジア統合型リゾート・ゲーミングエグゼクティブアカデミー』を立ち上げた。
Inside Asian Gamingが、心躍らせる新たなイニシアチブを開始したことを発表した。様々な取り組みを通じて業界内のプロ意識向上を目指す『アジア統合型リゾート・ゲーミングエグゼクティブアカデミー(The Academy of Integrated Resorts and Gaming Executive)』だ。
「Theアカデミー」と呼ばれるイニシアチブの最初の取り組みが、「アカデミー賞」を通じて業界幹部と彼らの業界への貢献を表彰することだ。
アジアのIRとゲーミング業界には現在、業界の卓越性を表彰するイベントが2つある。アジアンゲーミングパワー50は、業界で最もパワフルかつ影響力の大きな個人50人を表彰するもので、G2Eアジアアワードは業界のソリューション、サービスそして企業において最も優れたものを表彰する。しかしながら、これでは、業界幹部たち(中には事業者やベンダ ーまたは別の場所で何十年もの経験を持つ人もいる)の多くに、仲間から賞賛を受けたり評価されたりするといった機会が巡ってこない場合がある。
この理由から、IAGは「Theアカデミー」を立ち上げた。現段階では、TheアカデミーはInside Asian Gamingが運営する任意団体となる。
IAGのCEO、アンドリュー・W・スコットスコットは次のようにコメントした。
「アカデミー賞というアイデアは、前途有望な若手の課長や副課長クラスから、部長や経営幹部クラスまで、多くの幹部の業界に対する価値ある有意義な貢献を評価したいという思いから生まれた。そのような幹部たちの貢献は、当業界が現在新型コロナの世界的感染拡大に苦しむ困難の時に、はっきりと映し出されてきている」
授賞式は2021年から毎年開催される予定。現在の感染拡大状況を考えると、初年度の授賞式は比較的控えめなものになるが、年々規模を拡大していく計画だ。
「アカデミー賞」への投票または受賞資格を持つのはTheアカデミーの会員のみ。アカデミー会員資格の主な要件は、アジアのIRまたはゲーミング業界で最低2年の経験を持つこと。会費は無料。
6月の全面スタートに先駆けて、今年に入ってから静かにソフトローンチが行われ、その間に189人が加わった。今後数カ月、数年の間にその数字が大幅に増加することが期待される。
アカデミーの詳細またはメンバーシップに関してはTheアカデミーの公式HP(iagta.com)をご覧ください。