長崎県佐世保市へのIR(統合型リゾート施設)誘致を目指すTHE NIKIと、チャウフー(パークビュー)グループ を代表とするコンソーシアムNIKI Chyau Fwu (Parkview) Group(ニキ チャウフー パークビュー グループ)は、6月21日、長崎県佐世保市における、特定複合観光施設の設置運営事業の提案書を提出したことを発表した。
NIKI Chyau Fwu (Parkview) Groupグループの代表を務めるTHE NIKIのエグゼクティブ・ヴァイスプレジデント 大石惠津子氏は、「世界クラスの長崎総合型リゾートを企画設計しました。九州にプレミアムな観光客を呼び込み、地域経済の活性化に寄与するとともに、アジアの重要な統合型リゾートとして主要なプラットフォームとなることでしょう。この過程で地域社会や自治体と協力し、世界有数の施設をこの地域にもたらすことを楽しみにしています」と述べた。
また、「NIKI Chyau Fwu (Parkview) Groupは、日本企業が過半数を占めるコンソーシアムを主導しており、さまざまな国や九州の地元企業が参加しています。また、運営の主体となる大手IRオペレーターをはじめ、ワールドクラスの海外のパートナーも多数含まれています」と伝えたが、注目されている、コンソーシアムに参加しているカジノ事業者の発表には至らなかった。
NIKI Chyau Fwu (Parkview) Groupは、二期リゾートが運営してきた二期俱楽部を源流とする、ホスピタリティ・サービスを提供する企業「THE NIKI」と、1950年代に台湾で設立された先進的な建設・開発企業である「Chyau Fwu社(チャウフー社)」を起源とするコングロマリット企業を代表とするコンソーシアム。九州・長崎IRの実現、また、最先端技術を駆使した大村湾のスーパー・スマート・コミュニティの実現を目標に、日本における地域活性化のモデルケースの確立を目指している。
同グループに加え、▽オシドリ・コンソーシアム(代表企業名:Oshidori International Holdings Limited)、▽CASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL JAPAN(代表企業名:CASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL JAPAN 株式会社)の計3者が2次審査書類を提出している。
今後は、8月に応募者のプレゼンテーションを経た後、同月に最終的な審査結果の発表となる(全て予定)。県は、第2次審査書類が、各応募者からの最終提案書であるとしている。