スター・エンターテイメント・グループは、従業員の柔軟性を向上させ、家族に優しく、包括的で多様性のある職場の確立を目指し、新たな育児休暇制度を導入した。
直ちに適用される新制度は、有給育児休暇を主に育児を担う保護者に対して10週間から16週間に増やし、また次に育児を担っている保護者に対しても4週間に増やし、会社が支払うすべての育児休暇に加えてさらに2週間分、計18週間分の厚生年金の給付金を提供するとし、全正社員を対象に継続勤務資格に関する待機期間を廃止する。
また、有給育児休暇は、子どもの誕生または養子縁組から最長2年まで取得できるようになった。
同社CEO兼常務取締役のマット・ベキアー氏は、「チームメンバーの家族構成がそれぞれ異なることを理解している」と述べた。
「当社は、すべての親が新しい家族を迎える際に、必要なサポートと柔軟性を確保できるよう努力してきた」。
「当社の育児休暇制度は、従業員のニーズを反映しており、チームメンバーが当社との生活を通して個人的にも職業的にも成長する機会を保証している」。
同社曰く、今回の制度変更は、「ウィメン・アット・ザ・スター」という従業員主導のワーキンググループとの協力から実現。このグループは、全ての個人に対して変化と機会を擁護することで、ビジネスのあらゆる側面における男女平等の推進を目的としている。
「包括的な方針は、組織が有能な従業員を惹きつけ、長期雇用に役立つ」と、ウィメン・イン・ゲーミング&ホスピタリティー・オーストラリアのCEOヘレン・ガロウェイ氏は述べている。
「同社は、職場での平等性に取り組む有意義な制度に変更したことを称賛されるべきだ」。