ロッテツアーデベロップメントは、済州ドリームタワーに新しいカジノを6月にオープンさせる。
地元メディアの報道によると、現在、ドリームタワーのカジノに設置される同社のゲーミング機器のあらゆる検査が完了し、CCTVプロセスの承認が最終段階に入ったと同時に、関連するマーケティングおよびサービススタッフも配置されている。
6月のオープンは、済州ドリームタワーで5つ星ホテルのグランドハイアット済州、小売店、レストランが2020年12月18日にオープンしてゲストを迎えてから6ヶ月の節目でもある。
ロッテツアーの100%子会社であるLT エンターテインメントは、2月にロッテホテル済州からこの14億米ドル(約1,530億円)の統合リゾートへのカジノ移転を申請。
移転することで、同社の現在のゲーミングスペースは約5倍の5,000平米以上に拡大し、5台のゲームテーブルと51台のマシンがそれぞれ150台と300台に増える。これにより、韓国に16軒ある外国人専用カジノのうち、仁川のパラダイス シティと済州新神話ワールドのランディング・カジノに次いで3番目の床面積となる。
新型コロナウイルスによる海外旅行への影響により、国内の外国人専用カジノ市場が危機に陥っているにもかかわらず、元大証券のアナリストであるパク・ソンホ氏は、済州ドリームタワーのカジノが「2021年末に韓国で集団免疫が獲得され、2022年に中国との間で出入国規制が緩和されると仮定すれば、2022年に2000億ウォン(約198億円)以上のカジノ売上高を達成できる」と述べた。「パラダイスとグランド・コリア・レジャーを超えられるかもしれない」。
済州島で最も高い38階建て(高さ169m)の済州ドリームタワーには、すでにショッピングモール、14のレストランやバー、屋外プールデッキ、ラウンジ付きの最上階スカイデッキ、2つのスパ、ホテルなどが入っている。
1980年にロッテツアーの前身であるトンファ・インベストメント・アンド・ディベロップメントが75エーカーの敷地を購入してから約40年後の去年12月、悲ゲーミングアトラクションがオープン。掘削作業の開始は1984年だが、資金不足のために中断した。プロジェクトは2008年に再開され、設計変更を経て2016年5月に建設が再開された。